電磁パルスEMS

テスラシェイプとは

筋肉を鍛えながら脂肪を燃焼
短期間で筋肉密度と体積を増加させることが可能な電磁パルスEMS

加齢によって筋肉が衰え、皮膚がたるみ、脂肪が増える、これが私たちのボディラインが崩れる原因となります。
これまでのスリミングマシンにはクライオリポライシスやキャビテーション、ハイフ、ラジオ波等がありますが、それらは共通して脂肪を対象にしているため筋組織には作用していません。
しかし、人の外見に影響を与えているのは脂肪ではなく人体の約35%を占めている筋肉であるにも関わらず、現在も筋肉に対するアプローチの選択肢は運動でしかありません。
古くから筋肉強化を目的としたEMSなど電気刺激を用いた機器が開発されてきましたが、電気エネルギーの大部分は皮膚表面に集中するため、火傷の危険性や強度の高い出力は比例して強い痛みを伴うため、出力制限をせざるを得ず筋肉構造の変化や筋成長を促すには不十分となります。
テスラシェイプのHI-MSF技術による新しいアプローチ方法は火傷や痛みもなく、筋線維の成長と皮下脂肪の減少効果を同時に引き出す「超極大不随意筋収縮運動」を誘発する事が確認されており、筋肉増強と脂肪減少を目的とした新しい概念のボディシェイピングメソッドを確立しました。

EMSとの違い

MS(磁場刺激)エネルギー従来のES(電気刺激)と異なり、表層で減衰することなく生体を通過できるため、より深層で刺激を生成します。
また、大きな特徴としてMS(磁場刺激)エネルギーは、皮膚表面の感覚神経(侵害受容器)には作用せず、電気的な痛みを感じることもありません。※個人差があります。
テスラシェイプの磁場エネルギーは、急速に変化する交流磁場によって下層組織で二次電流を誘導します。筋組織の運動ニューロンは電気信号に対して非常に敏感であるため、周波数・パルス幅・強度といったパラメータを調整し、出力することで超極大不随意筋収縮を誘発し、高速の脂肪代謝を促すことで筋肉を鍛えながら脂肪減少が期待出来ます。

比較内容 MSF(磁力刺激) EMS(電気刺激)
イメージ比較
MSF(磁力刺激)の作用イメージ
EMS(電気刺激)の作用イメージ
作用機序 主に神経、筋肉で電流が生成されるため運動ニューロンを刺激し、高い筋収縮を起こす ごく一部の電流が神経線維の軸索に流れ込み伝達されるが、大部分のエネルギーは表面層に集中し筋肉に到達するのは一部
深達度 エネルギーを減衰させることなく生体組織を通過できるため深層で二次刺激を生成 エネルギーは距離に比例して減衰していくため、深層での筋収縮は期待できない
反 応 主に運動ニューロンのみを刺激するため痛みはなく、筋収縮収縮運動によって脂肪のアポトーシスを誘導 緩やかな筋収縮が得られるが、感覚神経の活性による痛みが生じるため効果的な筋肉の活性化が達成できない
リスク 皮膚の侵害受容器に影響を与えないが、筋収縮による軽度の筋肉痛(軽い運動)が起こる場合がある 皮膚の侵害受容器に影響を与えるためFDA は衝撃、火傷、あざ、刺激、痛みに関して警告

作用機序

01

筋肉への作用

筋収縮の強度は、深層筋の再構築と筋肉の引き締めに非常に大きな影響を与えます。
HIーMSF技術によって引き起こされる超極大筋収縮は筋肉組織に大きな負荷をかけるため、抵抗運動と非常に良く似た微細なダメージを筋繊維に与えます。ダメージを受けた筋線維は高負荷の刺激に適応するため、効率的に筋線維肥大と筋線維の生成(筋線維肥厚)が起こることが確認されています。
20分のトリートメントで50,000回の腹筋運動、又はスクワットと同等の効果が得られ、平均腹筋量が16%増加、腹部の硬さは11%増、ウェストー4㎝、脂肪量-19%減少の増加が確認されています。
※平均17Hzで30分間施術を行った場合の理論値

02

脂肪の作用

超極大筋筋収縮には多くのエネルギーを必要とするため、筋線維内に貯蔵されたグリコーゲンではエネルギー供給をまかなうことが出来ず、細胞内のカスケード(連鎖)反応によって高速の脂肪分解が開始されます。
筋肉へのエネルギー供給は、カテコールアミンの一つであるエピネフリン(アドレナリン)が活性化することで脂肪分解が加速されますが、血中に放出された脂肪酸量は一定レベルを超えると細胞内に脂肪酸が蓄積し始めます。
この脂肪酸の過剰蓄積によって小胞体ストレスの回避機能を越えると脂肪細胞は恒常性を維持することができず、最終的にアポトーシス(細胞の自然死)を引き起こし、時間経過とともに体外へ排出されていきます。

03

パルスの作用・特徴

電磁パルスによる筋肉へのダイレクトな刺激は継続的な筋収縮を促し、同時に脂肪分解を促しますが、極大筋収縮といわれる「収縮が維持されている状態」を作り出すために必要な周波数(Hz)が異なります。
白筋(速筋)は筋肉の中のグリコーゲンという物質を分解して素早くエネルギーを供給しますが、グリコーゲンは数十秒程度の全力に近い運動を行うと供給量が少なくなり、供給量が少なくなると遅筋を優位に使い始めます。
運動強度の低いときと高いときでは反応する筋線維の違い(白筋・赤筋)から、エネルギーとして使われる脂肪と糖の割合も変化し、運動強度が低ければ脂肪のエネルギーの割合が多く、運動強度が高くなるほど糖のエネルギー割合が増えていきます。
●運動強度が低い→脂肪エネルギー(多)→遅筋
●運動強度が高い→糖エネルギー(増)→白筋